「お盆やからお供えせなあかんな」と、この時期によくある会話ですね。
しかし、お盆ってどうして始まったのでしょう?
「盂蘭盆会」(うらぼんえ)の事を略してお盆と言うのです。
お釈迦様の弟子の中で神通力が一番といわれる目蓮が、ある時母親の死後の
世界を見てしまいます。すると母親は、餓鬼道に堕ちて飢えと渇きに苦しん
でいました。そこで目蓮は、お釈迦様に母親を救う方法を尋ねます。
「お前の母親は生前物惜しみして、他人に布施をしなかった。代わりにお前が
布施行をしなさい」と言われ、教えに従い僧侶たちの夏の修行が終わった
7月15日に多くの僧侶や貧困に苦しむ人々へ飲食物を施しました。すると、
その功徳により母親は極楽往生がとげられ、それ以来(旧暦)7月15日は
先祖に感謝を捧げ、供養する日になったそうです。
本日8月15日(水) 午後5時~9時 鶴浜コミュニティ広場横 にて
盆送り 精霊流しが行われます。
お盆でお供えした御供物を箱に入れて、たまにはこうした文化をご家族で
感じてみるのはいかがでしょうか。
お盆って何かな?